白銀の世界から 花開く 少女ふみ子は たくさんの愛に包まれて 明日への扉を開いた
昭和のはじめ。貧しさゆえに、その瞳から光を奪われた少女ふみ子。それでも彼女の心の奥底には光があった。眼が見えなくとも読める文字、点字の存在を知り、盲学校への進学を希望するふみ子。母もその願いを受け止めた。しかし女に学問は不要と言う風潮の強い時代、母娘の前にそびえる壁は厚かった。母の苦悩を前にしてふみ子はあんまへの道を選んだ。つらくきびしい修行の日々の中でもふみ子は夢を捨てなかった。いつかへレン・ケラーの自伝をも読めるようになったふみ子。そんなふみ子に更なる試練が・・・。
「ふみ子の海」は、新潟県の高田盲学校で教鞭をとり、生涯を視覚障害者教育に捧げた粟津キヨさんの少女時代を描いた、市川信夫原作の同名小説(1991年・児童福祉文化賞受賞)に基づいた、実話の映画である。ヒロイン・ふみ子には、オーディションで選ばれて本作が初主演映画デビューとなる鈴木理子。彼女を支えて、高橋恵子、藤谷美紀をはじめ日本映画界の実力派キャストが勢揃い。ハンデにもかかわらず前向きに生きるふみ子と彼女を温かく見守る大人たちの姿が、人間の本当の優しさや目に見えない大切なものの存在を教えてくれる。
「ふみ子の海」公式ウェブサイト:
http://www.fumikonoumi.com/


