
1947年 太平洋戦争終結後に日本にもたらされたもの デモクラシー、コカコーラ、そしてジャズ。敗戦国・日本に続々と派遣される米国進駐軍。5人のジャズメンは、そんな米兵を相手に、武器を楽器に変えて自分の人生を切り開こうと演奏を続けた。被爆した親を持ちながら敵国を前に演奏することにジレンマを持つもの、赤狩りにあう兄に反発し、ひたすらにジャズを愛するもの、戦争中に行方不明になった弟を探す資金の為に楽器を持つもの
複雑な心中が渦巻く中、ジャズが生きる手段でがなく、生きがいになったその時に、音楽を通じてかつての敵であるアメリカ兵との間に友情が芽生える。しかし平穏な日々は長くは続かなかった。
ついこの間まで無駄な戦争をやっていた者同士でも、楽器さえあれば仲間になれる、伝え合える、共有できるものもある。別な手段によって、互いの思いを伝えられる要素が、人間には山ほどある。
終戦後の日本、戦争の狭間で音楽を武器に生き抜く若者たちの青春、人間模様が繰り広げられる。
メガホンをとったのは、「顔」、「KT」など常に話題作を作り続けている阪本順治監督。9・11の同時多発テロ事件を経てイラク戦争が勃発した年に、あまたある戦争の悲惨さを描いた映画とは一線を画し、戦争と音楽を挟んで時代に触れ、エネルギッシュに生きる人間たちの姿、そして進駐される側とする側、双方の傷痕を描いてみせた。「映画は時代とともにある」という監督の新たな挑戦、意欲作として、人々の心に記憶されることは間違いない。
主演は、「鉄拳」以来の阪本作品参加となる萩原聖人、「アカルイミライ」のオダギリジョー、「T.R.I」の松岡俊介、「ナビィの恋」の村上淳、若手トランペッターで映画初出演となるMITCHの5人。また、前田亜季のほか、高橋かおり、池内万作、真木蔵人、哀川翔、大杉漣、などのベテラン俳優人が脇をかためている。海外からは「タイガーランド」のショー・ウィガム、「マイ・ネーム・イズ・ジョー」でカンヌ国際映画祭主演男優賞に輝き、自身の監督作「マグダレンの祈り」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した名優ピーター・ムランが参加。日・英・米の俳優たちの熱い共演が、物語に一層の厚みを与えている。
| 上映時間 | 123min |
| 画面サイズ | ヴィスタサイズ |
| フィルムサイズ | 35ミリ |
| 字幕版 | 無し |
| 制作年度 | 2003年 |
| 映画料金 | ◆有料上映会の場合◆ 鑑賞料金:前売券料金1000円以上の設定をお願いします。 上記料金設定にもとづく総売上の60%を映画料とします。 ※最低映画料は15万円となります。 ◆無料上映会の場合◆ 鑑賞予定人員×800円を映画料とします。 ※但し、上映規模が小さい場合でも最低映画料は15万円となります。 ◆学校映画教室の場合◆ ※鑑賞人数によって変化します。ご相談下さい。 |